市政談義に参加して

市政のことを勉強したい!という有志の方々の勉強会にお招きいただきました。市議と意見交換をする場を重ねられているとのこと、良い取り組みですね!参加者は男性12名。このような状況は私にとってはじめての経験でしたが、楽しく参加させていただきました。(6月30日)

パワーポイントを使って自己紹介をした後、参加者一人ひとりから感想や質問、市に対する要望などをいただきました。
これまで力を入れて取り組んできたことという質問に対しては、子どもの権利の具現化やジェンダー平等の推進、環境政策など説明しましたが、「それで具体的に何がどう変わったか」と聞かれ、少し困ってしまいました。
仕組みをつくる、意識をかえる、視点をもつ。生活者ネットワークの政策はわかりにくいと言われることもあります。確かにどれも長い年月をかけて達成されていくものばかりです。だから私たちは議員が交代しても、政策を受け継いで実現に向けて取り組んでいます。
しかしそれがどう「市民のためになったのか」という目に見える「成果」を問われると、それは答えようのないものです。こういう社会を作りたい、というビジョンに全てつながっています。その元となるのは、生活者ネットワークの「よびかけ」です。これを日野市の未来につなげていくために、政策提案を軸に活動してますが、共感してもらえるためには、もう少し伝え方を工夫してみよう!と学ばせていただきました。

また、公園に関するご要望を複数いただきました。もっと綺麗にならないのか、というものです。これについては、かねてよりお寄せいただいている声も含め、9月議会の一般質問につなげていければと思っています。

一方、議員になるまでの話は好評だったようです。特に「なぜ女性ばかり(子どもを産んだことを機に)人生が大きく変わるのか」という投げかけが印象に残っているという感想もお寄せいただきました。
先日別の場で男性から「ジェンダー問題を男性にも自分ごととして身近に感じてもらうためにはどうしたらいいか?」と質問をいただきました。その時は「『女性』という大枠ではなく、娘やパートナーに同じことが起きたらどう感じるかという想像力と、対話を重ねて意識をすり合わせていくこと」という主旨の回答をしました。
今回がそのような一歩になったとしたら、嬉しく感じます。

そろそろ自分たちで活動をはじめることを計画されているそうです。このような市民自治が広がっていくことこそ、目指すべき安心・共生・自治のまちづくりにつながります。私にできることは、応援していきたいと思います。