選挙と政治と生活とわたし(おしゃべりカフェ報告)
毎議会後に開催しているおしゃべりカフェ。今回は4月13日にひの市民活動支援センターで開催し、参加者10名で話し合いました。
議会報告の後は、フリートーク。この日は日野市長選挙・日野市議会議員補欠選挙の投票日ということもあり、選挙についての話題が多く出ました。日野青年会議所が制作した日野市長選挙ネット討論会は好評で、どうしたらもっと多くの人に見てもらえるのだろうか、そんな話もありました。
ただ、自分が知りたいことがわからない。全体的に情報が少ない。少ない情報の中で判断せざるを得ない。SNSなどの情報にアクセスできない人も多いのでは。そういった状況が、関心の低さ、投票率の低さにつながるのではといった意見もありました。
一方で、候補者の考えを知るために、テーマ性を持ったアンケートを実施した活動団体があったのはよかったという声もありました。政治は生活をよくする道具、選挙はそれを前進する絶好のチャンスとして活かしていく、自分ごと化するということだと思います。
また、投票に行くことがあたり前の家庭に育った子どもと、そうでない子どもとでは、そのまま習慣が引き継がれてしまう可能性も高いのではないか。だからこそ、学校教育の中で、子どもの頃から、政治が自分ごとであることを体感できる環境を整えていくことが重要だということは、全員でうなずきました。
また昨今、選挙運動のあり方が変わってきて、SNSでの発信が大きく影響を及ぼすと言われています。それ自体否定するものではありませんが、懸念の声もありました。それだけに飲み込まれてしまうことのないよう、普段から視野を広く持つことを心掛ける意識も必要かと思います。
結果として、今回の選挙の投票率は4割をきりました。期日前投票の利用は伸びていますが、全体の底上げにはつながっていないのが現状です。参加者からは、国分寺市の若い市民による選挙を盛り上げる運動に注目しているとの声もありました。そういう活動が多摩地域全体で広がっていくといいですね。
私も自分の活動を見つめなおしながら、皆さんの声を議会質問等へつなげていきます。