エネルギーも地産地消!
10月5日(木)、念願の映画「日本と再生~光と風のギガワット作戦」を立川で鑑賞、上映後は、監督の河合弘之弁護士のトークも聞くことができました。
監督はこれまでの「日本と原発」シリーズを観た観客からの「では電気はどうしたらいいの?」の問いに答える形で、この映画を制作されたそうです。答えはズバリ「自然エネルギーと省エネ」。ドイツをはじめ、世界各国の取り組みが紹介され、自然エネルギーの導入は経済的にもよいということが豊富な事例からも証明されています。
映画の中で「日本はドイツの9倍も自然エネルギーを生み出せる豊かな環境なのに、実際ドイツは日本の9倍も自然エネルギーを生み出しているのは何故か?それはドイツが政策として取り組んでいるからだ。」といったコメントがありました。日本には技術も環境も整っているのだから、本当に悔しい限り。あとは政策なのです。
電気を選ぶのは、選挙の投票と同じで、今は100点満点ではなくても、常にベターを選び育てていくしかない、と言ってた人がいますが、まさにその通り。河合監督は「原発事故が起きれば他の政策は何も実現できないから、国政選挙は脱原発が最重要事項だ!」と明言されていらっしゃいました。因みに監督は全国会議員にこの映画のDVDをプレゼントしたそうですからスゴイ!
私達日野・生活者ネットワークは、次期市議選政策のひとつに「公共施設に再生可能エネルギーを積極的に導入し、自治体発電事業で脱原発に取り組みます」を掲げています。
まずは地域からできることに取り組む。それが日本の再生への道につながるはずです。「自治体がよい手本であれば市民はついてきてくれる」とは映画の中のドイツのある郡の元首長のコメント。自治体レベルでそれを目指したいと考えています。
本当にたくさんの知恵と勇気を与えてくれる映画でした。