12月議会より なおこ目線のトピックス
●下水道事業が公営企業会計になります
日野市の下水道債(借金)は約200億円。これを返済しながら、老朽化に伴う設備の更新、水害に備えた浸水対策の充実などが求められる一方、下水道使用料収入は減少しています。公営企業会計を導入することで、下水道事業の現状をより的確に把握し、計画的な経営基盤の強化が期待されます。
これをひとつの契機として、下水道事業の現状や今後の見通しなど、市民へのわかりやすい情報提供の工夫を求めました。
●学童クラブ職員等の賃金が改善されます
9月議会で可決された「会計年度任用職員制度」は、市の職員の約半数を占める臨時職員や嘱託職員の賃金を改善する制度で、学童クラブ職員・日野市立病院職員・国際交流員については12月議会での審議となりました。
目指すところは同一価値労働・同一賃金ですが、年度ごとの更新回数に制限があること、改善されてもなお正規職員と格差があること、国からの財政的なバックアップが不透明であることなど、これから取り組むべき課題は山積です。
●町区域が新設されます
新井・石田地区の町名地番変更にあたり、大字新井および大字石田の一部が、新井一~三丁目に変わります。
●北川原公園内の道路の市道認定
新可燃ごみ処理施設へ向かうごみの運搬車が通る道、新規に設置される災害時の道路維持管理に必要な資機材置場に出入りする道を、新たに市道として認定するものです。運搬車が通過しない平日夜間や週末は、スケートボードの練習など公園として利用できます。利用方法については、日野市北川原公園兼用工作物利活用計画 をご参照ください。
●補正予算
一般会計で約2億円の補正予算が組まれました。台風19号被害への対応、また避難行動要支援者名簿システムの機能を向上させる改修も行われ、災害ハザードマップを組み込むことで、より迅速に要支援者に連絡ができるようになります。(以上、すべて賛成)