臨時休校に伴う要望書を日野ネットから提出

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、政府が2月27日に発表した要請に基づき、日野市においては小中学校が33日から15日まで(予定)臨時休校となっています。
テレビの向こうの総理の発言が、これほど自分たちの日々の生活を一変させてしまうものなのかと、実感されている方は多いのではないでしょうか。

日野市は現在下記のような対応をしています。
予定としながらも期間を15日までとしている
学童は三季休業体制で開設
児童館は一定のルールのもと開館
図書館は注意喚起しながらも開館
学校から家庭への聞き取り調査を行い、対応を検討
気になる子どもの見守りの強化

この状況下、できることは取り組んでいると感じています。その上で、日野・生活者ネットワークとして、さらにこの点に留意いただきたいという点をまとめて、昨日3日に要望書として提出しました。こちらをご覧ください。

今回の「要請」については、国と自治体の関係性について、また緊急事態条項が正当化され憲法改正に舵が切られることに結び付いていかぬよう、注意を払っていきたいと思います。
同時に、今回浮き彫りとなった様々な課題の底には、「子育て」がまだ社会全体の仕組みに織り込まれていないとも感じています。

まずは現状の課題に向き合いつつも、この先も視野に入れながら、微力ながら精一杯取り組んでいきたいと思います。

3月2日に日野市議会からは大坪市長宛てに「新型コロナウイルス感染防止に関する緊急要望書」(内容としては予防対策、拡散防止、市内農工業者への経済対策、休校に伴う子どもの居場所確保と安全対策、感染対策に必要な予算の確保)を提出し、6日に執行部よりこの要望書に対する現状報告がある予定です。

家でみてくれる人がいないなどの事情がある場合、体調に問題がなければ(健康カードを持参)マスク着用で児童館を利用できます