差別や暴力をなくしていくための一票を!~12月のフワラー遊説より~

暴力をなくしていこうと呼びかける月例のフラワー遊説、今月も田無駅で行いました(12月11日)。直近のなおこ目線の気になる話題を中心にお話しています。

ひとつは、尾辻かな子元衆議院議員が疑問視したJR大阪駅でのオンラインゲーム広告について。そこに描かれている女性アニメキャラクターが性的であり、公共空間に相応しくないことをSNS上で指摘したものです。これに対し、同議員は命を脅かされるような脅迫を受けています。(こちらの記事をご参照ください)

このようなことは、うんざりするほど繰り返されてきました。様々な捉え方や感じ方があるのは当然のことです。しかし、恐怖心をあおり口封じようとする、これは「表現の自由を守る」という名の暴力だと強く指摘をせざるを得ません。皆さんはどうお感じでしょうか。

どれがそれに該当するかについては意見の分かれるものですが、広告等において性的と受け取られる表現については、性の商品化、人権侵害、ひいては性暴力と地続きになるとの懸念から、特に公的空間・公的機関による扱いは慎重であるべきと考えます。

もうひとつは、杉田水脈衆議院議員のこれまたうんざりするほど繰り返されてきた差別的発言についてです。何が女性、性的マイノリティ、民族的マイノリティ、性被害者等への侮辱や差別にあたるのかを判断・理解できないままに、発言・発信を続けていることは、到底看過できるものではありません。このような人権意識の持ち主が政務官という地位にいることを、それ以前に議員であるということを、皆さんはどうお感じでしょうか。

おかしいと思うことに声をあげる、また勇気ある発言を応援する、結局はこのような積み重ねで社会的合意をつくりあげていくしかないのかもしれません。同時に、大切なことを決める場にどのような人が議席を得るか、つまり選挙で誰に投票するかも重要だと考えます。

西東京市では、クリスマスが投票日の市議会議員選挙が本日より始まりました。仲間の後藤ゆう子かとう涼子が、人権の観点からの包括的な性教育や、身近な性被害等相談窓口、あるいは市政全般へのジェンダー主流化などを訴えます。地元の皆さま、ぜひ貴重な一票をお寄せください!地域から、暴力や差別のないまちを、ともにつくっていきましょう!

左が後藤ゆう子、右がかとう涼子