Yes means Yes 性的同意を当たり前に~1月のフワラー遊説より~
毎月11日に性暴力根絶を訴え全国で開催されるフラワーデモに呼応し、今年も地域ネットの仲間とともに声をあげていきます。
今年初となるフワラー遊説を立川駅デッキにて行いました。(1月11日)
昨年示された、性犯罪にかかる刑法改正の試案については、まだまだ課題があります。その最たるものが「不同意性交」(被害者が同意していないにも関わらず性的行為を行うこと)が明確に処罰の対象として規定されていないことです。
× No means Yes (イヤよイヤよも好きのうち?→一方的な実に勝手な解釈!)
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△ No means No (どのくらい抵抗したかが問われる?→被害者はフリーズしてしまうこともあるというのに!)
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〇 Yes means Yes (性的同意-これを当たり前にしていく!)
相手の気持ちを確認するーこれは全てのことにおいて、コミュニケーションの根幹です。だからこそ、最も親密なコミュニケーションである性的行為において、最も大切にされなければならないことです。「当たり前じゃない」と思われるかもしれませんが、それがなかなか当たり前にならないのです。どうしてでしょう。
被害者の多くは女性です。その声が届かないのは、あるいは届いても理解されないのは、司法の場でジェンダー平等が進んでいないことも一因と言われています。こういうところからも変えていかねばならないですね。
仲間からは、まもなく阪神淡路大震災から28年。災害時の女性への暴力をなくすための避難所運営のあり方や、日常から相談先の周知徹底などの政策提言もありました。
すべての施策にジェンダーの視点を!生活者ネットワークは、地域からジェンダー主流化をすすめるべく、今年も精一杯取り組んでいきます。
【関連サイト】
★性的同意がよくわかるイギリス警察が作成した動画はこちら
★ウィングス京都が作成した性的同意のリーフレットはこちら
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