変えよう。共に生きる社会へ。(10月のフラワー遊説より)
10月11日は国際ガールズデー! 女性への差別や暴力をなくしていくために、特に若年女性のエンパワメントを目的に国連が定めた日です。4年前のこの日、この立川駅北口デッキから、東京・生活者ネットワークがフラワーデモへのオマージュとして「フラワー遊説」を始め、以降毎月続けています。4年前と同じように、大河原雅子前衆議院議員も駆けつけてくださり、共に声をあげました。
フラワー遊説では、性犯罪の刑法改正について、包括的性教育の必要性について、LGBTや性犯罪被害者への中傷、女性に対する偏見など政治家の差別的発言について、ジェンダーギャップ指数のランキングの低さ、国政や司法界における女性の少なさ、選択的夫婦別姓導入が進まないことについて等々、国際基準から周回遅れの日本の状況について繰り返し訴えてきました。
まもなく8年ぶりとなる、国連の女性差別撤廃条約の委員会による日本報告審査も行われます。条約実現の推進力となる選択議定書の批准も未だ実現していませんので、今回も厳しい勧告がでることに期待します。それは女性の人権を大切にしてこなかった自民党政権への勧告そのものです。
衆議院選挙がはじまります。政治と金の問題、十分な説明もないまま「ルールを守るようにする」といったマイナスをゼロにするだけの「見せかけリセット」に騙されてはいけません。このような自民党政権のもとでは、今まで同様にジェンダー平等社会の実現はほど遠いと考えます。
生活者ネットワークは、大河原雅子さんとともに、フラワー遊説で訴え続けてきた、多様性を力に変えるジェンダー平等社会の実現を目指し、政権交代に向け取り組んでいきます。