3月議会より なおこ目線のトピックス

北川原公園ごみ搬入路問題について

3月議会では、初日に新年度の方針を市長が語る「所信表明」がありますが、改選前は「市政運営の基本について」変わります。大坪市長は退任を表明されていますので、これが最後となりました。内容はこちらをご参照ください。
「市政運営の基本について」への私の質疑時間は6分。大きく1点、日野市北川原公園ごみ搬入路の違法性解消に向けた検討会より提出された提言書の受け止めと今後のスケジュール、加えて市民自治に対する考え方について問いました。

市長からは、都市計画変更の手続きを見守りながら、地域の方々の声を大切に慎重かつ丁寧にすすめていく、また今回の検討会は考え得る最大限の市民参画の手法を取り入れたもので、この経験は今後も活かしていかなければといった答弁がありました。そこはしっかりと、次の市長に引き継いでいただきたいです。

福祉支援センターたまだいら開設!

多摩平地域の開発に伴い、市に提供される公共施設が「福祉支援センターたまだいら」として、10月にオープンします。2階は日野市社会福祉協議会の事務所(中央福祉センターより移転)、1階は多世代が交流できるスペースとして活用される予定です。相談、参加、つながりなど包括的な支援体制の拠点として、市全体の更なる福祉の向上に資するよう求めました。
新たな公共施設なのですから、本来は委員会で事前に現地視察もあってしかるべきと考えます。せめて図面くらいは用意すべきと指摘しました。私も委員長に求めておけばよかったと反省します。

また市内には福祉支援センター(高幡の旧保健所)と福祉センターが4ケ所ありますが、いずれも老朽化しています。また「福祉センター」というものの、実情はほぼ貸室というところもあるのが現状です。公共施設再編の中で、その設置目的や事業から見直していくことを求めました。

平山跨線人道橋の補修

JR中央線豊田駅近くの跨線(こせん)人道橋は、1日約500名が利用する線路をまたぐ歩道橋です。老朽化が進んでいるため、補修工事を行います。JRと協定を結んだ工事費用は約10億円。車両センターのすぐ近くでもあり、工事は電車が通らない深夜の時間帯に限定されることから、工期期間が長くなり、その分費用がかさみます。工期は今年から3年間。また今回の工事で更に約50年の利用が可能となることです。

今回は塗料に処分期限が迫るPCBが含まれていることから、予定より若干前倒しの補修工事となりました。では50年後には人道橋を新たに架け替えるのか、別の方法をとるのか。常に先を見据え、計画的に備えていくことが大事だと感じます。

(議案にはすべて賛成)