都議会での1議席をフルに活かしていきます!(選挙結果報告)
東京都議会議員選挙2025、東京・生活者ネットワークは3議席獲得を目指し、取り組みました。6月22日の投開票で北多摩二区(国立・国分寺)の岩永やす代が二期目の当選を果たしましたが、複数化は実現できませんでした。生活者ネットワークを応援いただいた皆さまに、感謝申し上げます。
東京・生活者ネットワークの報告はこちらをご覧ください。
選挙最終日、岩永やす代の国分寺でのファイナルで、私はジェンダーをテーマに応援メッセージを送りました。
今月、ジェンダーギャップ指数2025が発表され、日本は148カ国中118位と昨年同様の低順位です。
生活者ネットワークが訴えてきた「子育て介護は社会の仕事」、エッセンシャルワーカーといわれる保育士や介護職の処遇が他の職種に比べて低いこと、非正規職員の圧倒的多数は女性であること、シングルマザーの約半数は貧困状態にあること、そして女性への暴力など、すべてはつながっています。
岩永やす代はこれらをジェンダーの問題ととらえ、ジェンダーの視点で政策を点検するジェンダー主流化に取り組んできました。それはジェンダー平等社会の実現へ、そしてだれもが暮らしやすいまちにつながります。
権力の構造の中にいると、構造的差別は見えにくいものです。だからこそ、権力の構造の外に置かれてきた女性が、意思決定の場にはいっていくことで、ジェンダーギャップを解消する政策を提言していける、それが生活者ネットワークであり、岩永やす代です。しかし、変革には時間がかかります。だからこそ、どうか支援し続けてほしい!と訴えました。
今回の都議選当選者に占める女性の割合は過去最高の38%、4割近くとなりました。日野市においては2名枠の2名ともに女性、これははじめてのことですね。
全体の投票率は47.59%(日野市は46.66%)と半分に届かない現状です。
しかしながら、選挙に関わる若い方が少しづづ増えてきているのを実感し、希望を感じています。
生活者ネットワークも世代交代をしながら、安心・共生・自治の理念(よびかけ)を大切に、進化していきます。これからも、ぜひ皆さんの声をお聞かせください。