9月議会より なおこ目線のトピックス
高齢者福祉条例の改正
100歳をお祝いする長寿祝い金が現金支給(5万円)からお祝い品(2万円相当)に変更、ねたきり高齢者看護手当(月5,000円)が廃止になります。また今後、ねたきり高齢者等おむつ支給の制度変更も予定されています。
行政評価や近隣市との比較検討等から事業の見直し自体は理解しますが、今後は実態調査を踏まえ、ケアラー(介護者)が真に必要とする支援の充実を求めていきます。
まちづくり条例の改正
黒川湧水の白濁を機に、開発事業における手続き等をより厳格化する方向で見直します。概要はこちらをご参照ください。
条例にはありませんが、公共工事における住民説明会のあり方や、携帯電話の基地局設置にかかるルールづくりについても必要と考え、検討を求めました。
南平体育館条例の制定
建て替わる南平体育館について利用料金等を定めています。現在、公共施設は新旧の算定基準が混在しているので、市民に丁寧な説明を求めました。
また、発行している南平体育館建設物語については、より多くの方々の目にとまる工夫を求めました。
補正予算より
東京都の「子供・長寿・居場所区市町村包括補助事業」の補助金(約2,200万円)を活用し、主に居場所づくりを主眼とした以下4つの事業を展開します。
〇多摩平中央公園地区センターの改修(地域協働課)
〇「寄合処ひの」まちなか実証・まちづくり講座(企画経営課)
〇市内のイベントや活動団体を紹介する情報発信サイトHi knowの機能向上(生涯学習課)
〇カワセミハウスの整備(環境保全課)
子どもから高齢者まであらゆる世代にとって、身近に「安心していられる居場所」があることは大切です。多摩平中央公園地区センターでは、居場所づくりメンバーも募集しています。
なお、補助金の有効活用は望ましいことではありますが、その後の検証もしっかり行うことが必要と考えます。
2020年度決算より
一般会計の歳入は約915億円、歳出は約885億円と国都支出金の大幅増により過去最大に。コロナ対策を中心に、多岐にわたる事業を検証しました。
今回は特別会計の担当で、市立病院の医療従事者の手当や職場環境について等質問しました。コロナ対応で都からの補助金がなければ非常に厳しい経営状況です。見えにくい病院の状況を市民にもっと伝えていくことを、市長に求めました。
(以上すべて、賛成・認定)
請願
〇補聴器購入に補助制度の実現を求める請願/全会一致で採択
〇むこうじま保育園についての審議会決定事項を遵守することを求める請願/全会一致で採択
〇豊田南土地区画整理事業施行規程を定める条例第18条第5項の削除を求める請願/不採択
〇沖縄本島南部からの埋め立て用土砂採取計画の断念を国に求める請願/採択の立場で意見を述べましたが、本会議では不採択
意見書
「コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書」を国に提出しました。こちらをご参照ください。