6月議会より なおこ目線のトピックス①(子どもの医療費無償化など)

6月議会で可決された議案より、ご報告します。

●10月より子どもの医療保険診療を全額助成
0歳から18歳の子どもの医療費助成については、「所得制限」「一部負担金(200円)」の有無で都内自治体間でもバラツキがあるのが現状です。
日野市では現在、乳幼児の所得制限と、義務教育就学児までの200円は独自になくしています。それ以上は財政的に困難であるとの見解を示してきましたが、近隣市の状況等を踏まえ、ようやく市長が決断、このたび条例改正の議案が提出されました。
以前、子育てに不安を抱える市民の請願に応えられなかった無念があります。市長にはもう少し早く決断してほしかったですが、ようやく子育て世帯と議会の長年の念願が叶いました。詳細はこちらをご参照ください。
とはいえ、問題は財源です。本来であれば、自治体間で差が生じないよう、国が取り組むべきことと考えます。給食費の無償化もしかりです。
市議会からは東京都に医療費助成の拡充を求める意見書を出しましたが、引き続き、東京都、国に声をあげていきます。

 


●物価高騰に対する低所得の子育て世帯への支援(国の事業)
ひとり親世帯を中心とした子ども1人につき一律5万円の現金給付です。該当するかわからないという方は、こちらをご覧のうえ、担当課までご問い合わせください。

●子ども食堂を応援!
子ども食堂の開設や運営に対する補助の補正予算が組まれました。現在日野市では5ケ所で市民の方が開設されていますが、これを機に子どもも歩いていける範囲で、各地域で広まることに期待します。日野ネットでは「みんな食堂」として、子どもが地域で安心して過ごせる第三の居場所を増やしたいと政策でかかげており、この補助制度はその大きな一歩になると考えます。行ってみたい方、はじめたい方、寄付をされたい方、ぜひこちらをご覧ください。

●キャッシュレス決裁によるポイント還元(国の交付金を活用)
原油価格・物価高騰により停滞する市内経済の活性化を目的とした、キャッシュレス決裁によるポイント還元(20%を予定)が12月(予定)に展開されます。市としては、予定していた事業所等への支援が、東京都からの補助金で賄えることが後からわかり、時間制約がある中での決定と説明がありました。これまで4度にわたりPayPayキャンペーンを実施、多くの方より歓迎され、一定の効果は認め賛成しましたが、別の支援のあり方の制度設計を普段から構築しておく必要性もあると考えます。

(以上すべて賛成)