6月議会より なおこ目線のトピックス②(市民会館等の使用料値上げなど)

6月議会で可決された議案より、①に引き続きご報告します。

●市民会館・ふれあいホールなど使用料が改定

使用料の見直しは日野市の基準に基づき、各施設ごと検討委員会で検討されます。今議会では、市民会館、七生公会堂、市民の森ふれいあホール、市民プール(市外料金を新たに設定)の改定がありました。(ガイドラインはこちらです。今回は市民プール以外は改定前の基準に基づいています。)
日野市民会館のホール使用料は1985年の開館以来据え置かれていましたが、このたびの見直しで、平日全日利用で2万円増などの値上げとなりました。それでも他市の類似施設と比較すると安いといいますが、市民団体利用者には手痛いものです。次期指定管理者との協議において、市民活動支援につながる工夫を求めました。
また、日頃から利用者の声を聞くこと、検討段階での市民への周知等、多岐にわたり要望・提案しました。次に活かして欲しいです。
今後は交流センターなどが見直し対象となります。検討委員会の議事録等はこちらをご覧ください。

子どもの頃、バレエの発表会でステージに

 

●自転車に乗る時はヘルメットを!

自転車のヘルメット着用が4月より努力義務となりました。日野市ではヘルメット着用を促すため、2,000円を上限とする助成制度ができます。2022年12月23日以降に購入した、安全認証を受けた製品が対象です。詳細は日野市の広報ひの8月号、及び市のHPをご覧ください。限度枠ですから、お早目の申請をお勧めします。
思わぬ事故の際、着用の有無は命に関わることもありますから、習慣的に着用しましょう。電動キックボードもしかりです。

●森林環境譲与税は市民活動の後押しに活かして

2024年より、住民税に上乗せされる形で1人1000円が「森林環境税」として徴収される市税条例の一部改正がありました。国内の森林整備などを目的したもので、東日本大震災の復興特別税が2023年に終了するのと入れ替わりとなるため、増税とはなりません。徴収後、各自治体に「森林環境譲与税」として分配されます。
すでに2019年より別の財源から森林環境譲与税の分配ははじまっており、日野市においては、主に南平体育館の建て替え時の木材利用に使われています。(詳細はこちらをご覧ください。)
分配のあり方については、森林が少なく人口の多い都会に配分が偏る点など見直しは必要と考えますが、市としてその財源をどう使うかです。里山や竹林など保全しながら活かしていく活動等をしている市民団体の声を聞き、市民活動の後押しとなる使い方を求めました。

(以上すべて賛成)