学校でも家でもない、子どもたちの「心地の良い居場所」づくりを!

冬休みが始まりました。お子さんがいらっしゃる方、毎日どのようにお過ごしですか。

少し前、外国語活動など学習時間拡大のため、来年度より夏休みが短縮されるというお知らせが小学校より届きました。働いている保護者からは「助かる」という声が聞こえる一方、当の子ども達からはブーイングも。

そんな中、今月参加した「三多摩学童保育フォーラム」、子どもの貧困や権利を考えるシンポジウム等を通して、子どもにとって学校でも家でもない「心地のよい居場所」作りが必要だと改めて実感しました。

長期休暇中、共働き世帯で近隣に親が住んでいない場合、子どもを家に置いて出勤するのは、保護者として不安なのは当然です(日野市の学童保育は小学校3年生まで)。寂しい思いをしていないか、一日中テレビを観てゲームをして過ごしていないか、何か危険な目にあっていないかなど、心配の種は尽きません。一方で保護者は、子ども達に長期休暇中ならではの特別な体験をさせねばといったプレッシャーも感じがちです。

しかし当の子ども達が何を望んでいるかが置き去りにされていませんか。私たちは「学童保育や児童館などの拡充とともに、子どもの多様な居場所を充実させます」と政策に掲げています。
子どもがいきいき育つ、豊かな放課後や長期休暇を過ごせる環境づくりを、当事者である子ども達や保護者、地域や行政を交えて、一緒に考え、行動していきます。