ごみがテーマのおしゃべりカフェに参加しました♪

ごみをテーマに、生活クラブ運動グループ 日野地域協議会がおしゃべりカフェと題して開催、私も参加させていただきました。(4月26日@生活保健センター)
いよいよ来年1月より、プラスチックの分別収集が始まります。市の担当者や自治会の会長さん、ごみに関する活動をしている市民の方など、19名の参加がありました。


市の担当者からは、これまでの日野市のごみに関する事業概要、またこれからの予定について、お話がありました。プラスチック製容器包装のプラマークがついているものといないものを分ける自治体もあるが、日野市の場合はプラマークのない製品プラも一緒に、また異素材との混合製品の場合は割合の多い方で回収する方向性なので、そこまで分別は難しくはないのではといった見解でした。参加者からは疑問が次々と寄せられ、市の担当者が答えてくれました。ごく一部ですがご紹介します。

プラスチック製容器包装の識別マーク「プラマーク」。材質が多い方に下線が引いてある。

Q:サランラップやカップラーメンの容器、チューブなど、汚れはどこまで落とせばいいの?
A:ベタツキがなければプラに、落ちないものは可燃へ。中身が残っていると、他のきれいなものまで汚してしまうので、入れないでください。機械の故障の原因にもなります。

Q:店頭回収するものとしないものがあるのはなぜ?
A:店が契約している引取り業者によって取り扱い内容が異なります。パリッと割れれば発砲スチロール、割れなければプラスチックです。

Q:回収したその先は?
A:パレットなどの製品に生まれ変わります。しかし汚れていると燃やしてしまうことになるし、引取り価格も下がります。

お話しの中で、段ボールの回収について「雨の日に段ボールが濡れないように傘などをさして出してくれているひともいるけれど、見えにくく回収もれになることもある。また濡れた段ボールと一緒に回収すると結局は資源にはならない」といった話をきき、よかれと思ってやっていることが望む結果とはならない、晴れた日に出せばごみにならずに済むことを知りました。

参加者から「なぜそうするのか、理由がわかると取り組もうというモチベーションになる。」といった意見もあり、理由がわかれば市民も協力すると感じました。
市は夏から説明会を行う予定とのことですが、
「説明は画像や映像を用いて視覚的に、時間もコンパクトにしたほうが高齢者にも伝わりやすいのでは。」
「質疑応答をメインにやったほうがよい。」
「ごみ問題に取り組んできた市民からも説明してもらったほうが、親近感がわくのでは。」
「雨の日の新聞配達のビニール包装は必要ない、といったことは消費者から事業者に声をあげていくことが必要。」
等の活発な意見交換がされました。

市の担当者からは、「説明会に先立ち、市民の皆さんが知りたいことを知ることができてよかった。説明会に活かしていきたい。」とのご意見をいただきました。
参加者の中には、自治会の会長さんもいらして、高齢者への周知を懸念されていました。
市は、自治会や小さな集まりにも出向いて説明を行う予定とのこと、ぜひ活用してほしいとのことです。

目指すべきは脱プラスチックごみ焼却ゼロ。全てはこの大きな目標に向かって取り組んでいるのだという視点を常に皆さんと共有し、できることから取り組んでいきたいと思います。