エネルギー基本計画へパブコメを出そう!締め切りは10/4!
現在、国は第6次エネルギー基本計画(案)に対するパブリックコメントを実施中です。
市民が声を届けられる貴重な機会であるパブコメですが、国の計画へのパブコメなんて難しそう・・・と躊躇される方も多いのではないでしょうか。
そこで、ATO4NENさんが企画されたパブコメ書き方オンラインワークショップ(9/19)の様子を皆さんと共有したいと思います。
このワークショップは全体で1時間、前半が講義(使用したスライドはこちら)、後半は20 分程時間を取り、参加者がリアルタイムにパブコメに取り組み送信する、そして最後に意見交換といったコンパクトで充実した内容でした。
ちゃんとまとめなきゃ、調べなきゃと思っているうちに、締め切りを過ぎてしまう、そんなことにならないためにも、参加者で一斉に取り組むのは非常によい取り組みだと感じました。もちろんその間、質問も随時受け付けてくれます。
何もたくさん書く必要はないのです。一件につき一意見、こちらには他の方が書かれた事例もありますので、ご参照なさってみてください。
なお、計画自体は膨大な量ですので、頭からすべて読もうとせず、まずはこちらからとれる計画概要をご覧いただくことをおすすめします。
ちなみにATO4NEN(あと4年)に込められた意味とは
①気候危機による破滅的な影響を回避するために必要な1.5度の気温上昇を抑えるためには、2030年には2010年比で温室効果ガスを半減させなければならない
②そのためには世界全体で2020年から10年間の場合、毎年7.6%の削減が必要となる
③2025年から5年間の場合、毎年15.4%の削減が必要となり、これはほぼ不可能と言われている
④だからこそ2025年までの取り組みが大切で、私たちに残された時間はあと4年ほどしかない
ということだそうです。
ここ10年という危機感は持っていましたが、そのためにもあと4年。この計画に対し声をあげる大切さを改めて感じます。
9月議会が終わりましたら、私も小さなワークショップを開催してみたいと思っています。
また9月24日には、世界気候危機アクションもあり、私も連動したアクションを開催予定です。
後日お知らせ欄にアップしますので、ぜひご参加くださいね♪
★以前書いたエネルギー基本計画に関するこちらの記事もよろしければご参照ください。
【参考サイト】
エネ基の他にも多くのパブコメが実施中です。取る組めるものを、取り組める範囲で、一つでもまずは送ってみましょう♪
<地球温暖化対策計画について>
https://public-comment.e-gov.
<日本のNDC(国が決定する貢献)について>
https://public-comment.e-gov.
<パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略について>
https://public-comment.e-gov.
<温室効果ガスの排出の削減等について>
https://public-comment.e-gov.
※募集期間は、いずれも令和3年10月4日(月曜日)まで