6月議会報告その3~議案に対する意見など~

多世代型スキルシェア推進事業経費
 地域のニーズと支援を結ぶ、新たな相互扶助のマッチング事業が試験的にはじまります。
これは総務省の「シェアリングエコノミー活用推進事業」に市の提案事業が採択(全国で5自治体)されたものです。今年度は実証実験ですが、既存の市の事業やファミリーサポート事業とも連携し、持続可能な仕組みとして活かしていけるよう求めました。

東京2020オリンピック・パラリンピック準備経費
 オリンピックの事前キャンプ(空手・ウクライナ)の受け入れが決まりました。パラリンピックについてはまだ白紙の状態とのことですが、障がい者スポーツを身近に感じる機会ととらえ、事前キャンプの誘致を積極的に行うよう求めました。(以上2件補正予算より:賛成)

日野市立きたがわら地区広場
 7月より石田地区に新たな地区広場が開設されます。建設中の新可燃ごみ処理場が稼働すれば、地区広場の前の道は、多くのごみ搬入車が通ります。利用者特に子どもの安全対策においては、丁寧な現地調査を行い、市民の声を聞きながら、更なる安全体制強化を継続的に進めていくよう要望しました。(賛成)

フェンスの向こう側がきたがらわ地区広場、7月1日よりオープンです。

市への決議
日野市元副市長の日野市立病院と川辺堀之内土地区画整理組合の兼業による二重報酬受取の徹底解明及び日野市立病院のハラスメントの原因究明を求める決議を全議員賛成のもと提出しました。市には説明責任を果たすよう、今後も注視してまいります。

その他
議員提出の「選択的夫婦別姓制度についての議論を求める意見書」があと一歩のところで提出に至らなかったことは、非常に残念でした。日野市議会では国などへの意見書は全議員が賛成しなければ通らない決まりとなっています。
しかし少なくとも、市民の方からの意見書提出を求める請願が多数決で採択された際には、提出することを前提に、全議員で議論を尽くすべきだと考えます。