どうなってるの?皆さまからお寄せいただいた質問にお応えします。

現在市では職員体制を半減(交替制)し、相次ぐ国や都からの事務連絡と多方面からの問い合わせに忙殺する状況下、議員も質問や要望については、窓口を通しての書面対応となっています。回答まで時間を要しますが、やむを得ないと理解しています。市もHPの改修や、市長からのメッセージ配信など工夫をしているところですが、私も市民の皆さまの安心につながるような情報発信ができればと思っています。以下、これまでに質問から得た回答の要旨をお伝えいたします。

【保健所・病院関係】

Q:南多摩保健所の実態や検査数の把握、対応可能件数について
A:保健所では患者や濃厚接触者への行動調査も増え、市民だけでなく、施設管理者、雇用主などあらゆる立場の人から相談が増え、都から応援職員がきて対応している。南多摩保健所は、PCR 検査の実施件数を公表していないため、把握はしていない。指定病院での検査はCT やレントゲン撮影等を行うため 1 名につき 2~3 時間程度かかり、適切な感染防御や診療体制の継続を考慮すると、1日あたり10 名程度が限度。

Q:ドライブスルー方式のPCR検査について
A:南多摩保健所では今のところ独自でPCR検査を実施する予定はなく、仮に実施する場合でも近隣の保健所と足並みをそろえる必要があるとの見解を持っているとのこと。日野市として保健所への検査実施要望は考えていない。
※本日(5月1日)PCR検査センターの立ち上げについては、4月23日に市長が日野市医師会長に設置要請、5月1日に日野市医師会から設置に向けた内容説明を受け、5月中旬までに設置予定との報告があった。

Q:陽性判明された方のための施設について
A:感染症法により東京都が行うが、多摩地域の感染者の増加状況によっては準備の可能性はある。準備をする際には近隣の保健所と足並みをそろえる。
※参考情報:八王子市の「the b(ザ・ビー)八王子」が宿泊療養施設として、多摩地域初の施設として都が八王子市、市医師会と運営する旨が4月30日に発表された。

Q:病院の備蓄品の状況について
A:市立病院ではマスクは都や企業から得ているが十分な備蓄ではない。防護服は減る一方だが、都から少しずつもらえている。再利用できるものは再利用してしのいでいる。マスクは市の備蓄を日野市医師会に配布済、アルコールは高濃度のものが国から配布予定。

Q:オンライン診察について
A:市立病院では一部の診療科において、電話診察を開始している。オンライン診察実施の情報については把握していない。
※参考情報:その後厚労省でオンライン診察対応医療機関リストが公表されている。東京都はこちら(日野市は後方のページです)

Q:市内で抗体検査ができる病院の把握は
A:把握していない。

【学校等について】

Q:臨時休校中の学校給食の提供について(実施数、状況、対応など)
A:4月13日締め切りの昼食の申し込み数は914名、学校における居場所や昼食提供がセーフティネットとして必要な子ども達がおり、保護者からも声を受けている。東京都教育委員会からも特段の配慮を求める依頼もあり、対応を決定した。児童・生徒の健康を第一に対応している。学校によってではあるが、出勤する教職員は全体の3割から5割となっている。

Q:休校中のオンライン学習・オンライン授業について
A:通信環境が未整備の家庭に対する支援のための東京都の補助事業が創設され、市としても当該補助事業の検討を始め、家庭学習環境のアンケート調査を行っている。その結果を受けて今後検討する。
※本日(5月1日)、5月11日以降の学校再開については(7日8日はすでに休校が決定済)、東京都教育委員会からの情報が5月5日以降になるので、それを受けての決定となるとの連絡があった。

Q:保育所の臨時休園等に伴うベビーシッターの活用(乳幼児・小学校)について
A:東京都から新型コロナ対策として、ベビーシッター利用支援事業の活用案が示されているが、本事業は受け皿が区部に集中し不足している現状であり、事業内容等を精査し検討していきたい。臨時休園等の措置を講じる場合は、感染拡大防止の観点から保護者にはできるだけ自宅にて健康観察をお願いするとともに、保健所の指導助言のもと早期の開園に努めていく。

今年のGWはSTAY HOME。行動の範囲は狭くとも、解像度を高めていきましょう。