循環型社会への取り組みは、楽しみながら広めよう(おしゃべりカフェ報告)
9月議会の議会報告「なおことおしゃべりカフェ」(11月5日)は事務所とオンライン併用で、9名の参加者で活発な意見交換をしました。一般質問のテーマ「ごみ」をメインテーマに、循環型社会の形成へのアプローチへと話題は広がりました。(9月議会の一般質問はこちらです。あわせてご参照ください。)
生ごみについては、分別回収をして一括処理するのがいい、たい肥の活かし方を楽しみとして続けられるようにする、もっと真剣にごみの減量と資源化に取り組み、ライフスタイルとして定着させていくべきといった意見がだされました。
また気軽にごみ拾いに取り組める機会が身近にあれば参加しやすい、ごみは捨てたら終わりではないという環境学習が必要といった意見もありました。
さらに、例えば農業×エネルギーなど組み合わせが広がる後押しを行政には期待したい、一部の人だけが頑張るのではなく、そこから生まれた知恵をすべての人が取り入れられる仕組みや技術が必要といった意見もあり、参加者ぞれぞれの熱い思いを共有しました。
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はじめておしゃべりカフェにご参加くださった方が約半数で、新たな出会いから生まれる広がりがありました。久々のリアル開催はやはりいいと思いますし、オンラインだから参加できたという方もいらっしゃるので、選択肢があるのはよいことです。
ご意見にもありましたが、問題に関心のある人から、そうでない人へどう広めていくかが課題です。一人一人が情報の発信源であることを意識するとともに、行政には、モチベーションにつながる啓発や有益な情報(東京都の補助制度など)の提供はもちろんのこと、気軽に利用しやすい仕組みづくりを求める声が複数ありました。
気候危機は待ったなし!行動に移していかねば間に合いません。生ごみ、たい肥、有機野菜といったサイクルの話をすると理想だと片付けられてしまうこともありますが、真剣に取り組み、流れをつくることで道が開けるのではと考えますし、開いていきたいと思います。
ライフスタイルの話もありました。私の場合は「もったいない」が中心にあると感じます。自然の恵みをエネルギーに変えないなんて、食べ物を捨てるなんて、一度きりで使い捨てするなんて、この情報を知らないなんて……つまりはモノも生き物も価値を最大限に活かせるよう生き方を見つめ直す、それが循環型社会への大きな変革につながると考えます。
これからもこのような場を設けて、皆さんとワクワク楽しみながら取り組んでいきます。