はじめまして!女性副市長
日野ネットは長年、女性副市長を求めていました。もちろん女性なら誰でもいいというわけではなく、すべての施策をジェンダーの視点で点検し、生活実感を施策に反映できる方、また現状や課題を分析し、ジェンダー格差を解消する推進力をかね備えた方です。日野市にはそれが欠けていると感じていました。
3月議会の最終日、日野市議会において全議員が同意し、日野市政上初となる新しい女性副市長が決まりました。
議会ではまず副市長定数変更(1名から2名体制)の条例改正があり、予算の審議があり、最後に人事案件という流れで進みました。
市長の所信表明において、女性副市長の選考については
①登用理由②候補者選考の視点③評価の在り方について質問しました。
市長からは
①性別に関わらない意思決定過程への公平な参加②活躍実績、管理職としての経験、職員のロールモデルとなる人材③市政が変わり、市民がそれを実感できるようにする
といった答弁がありました。
4月5日、新副市長の波戸尚子(はとなおこ)さんと新教育長の堀川拓郎(ほりかわたくろう)さんと議員の顔合わせの場がありました。任期はそれぞれ4年、3年です。
波戸副市長は、東京都の職員時代に福祉保健局で子ども、健康、福祉の分野を経験されたとのこと。顔合わせでは「当事者と家族の意見を聞くことの大切さ」について語られ、目標を問うと「市民が日野市に住んでよかったと思える日野市にしたい」と意気込みを示されました。
一方、文科省出身の堀川教育長は「学校の先生が生き生きと働ける環境をつくっていきたい」と語られました。
少しの時間でも、会って話すことである程度人となりがわかります。お二人にお会いして、やっと少しホッとできました。承認するということは責任が伴います。本来でしたらこのような場は、承認の有無を問う前に設定してほしいです。
また、HPで公表されたプロフィールだけでは、お二人の経験や考えは市民の皆さんに十分に伝わらないと感じます。今後紹介していく工夫があればよいと思います。
新副市長、新教育長の活躍に期待を寄せ、しっかりチェックもしたいと思います。
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