2023年の幕開けに寄せて

2023年が始動しました。皆さまのご多幸を心よりお祈り申し上げます。
昨年は、ロシアによるウクライナ侵攻をはじめ、衝撃的な出来事が数多くありました。今年は少しでも明るく、希望を感じられる年になるよう願っています。

平和とは何か、そのために何をすべきか—これは永遠のテーマです。しかし目指すべき未来から逆に考え、実践していかねば、そこに到達することはできません。それを見つめ直す足掛かりとして、日野ネットでは映画「第9条」の上映会を2月に緊急企画しています。自分とは異なる考えの意見を聞き、皆が少しづつ自分の考えを変えていく過程を、皆さんと共有できればと思います。

熟議は市民自治をすすめる上で欠かせません。日野市でも、北川原公園の件をはじめ、各地域や分野で様々な課題があります。これまでのやり方とは異なる合意形成のプロセスが求められます。ジャーナリストの堀潤さんが番組で紹介していた「パブリック・ミーティング」は、各代表の登壇者の議論に、会場・オンラインともに参加者の声をひろいながら課題を整理していく手法で、注目しています。日野市が次年度行う無作為抽出の「気候市民会議」は、新たな市民参画の1ページとなることに期待を寄せています。

そのためにも、まずは議会で議員同士が討議をする場が必要です。その手法は現在検討中の段ですが、議会のあり方も刷新が必要だと考えます。今月は議会改革をテーマに議員研修もありますので、大いに学び、活かしていきたいです。

政策では、市議選に掲げた政策を一歩でも二歩でも進めていけるよう、議会での質問はもちろんですが、それ以外にも何ができるかを考え取り組んでいきたいと思います。特に今年は日野市子ども条例ができて15周年です。検討中の子どもオンブズについて、皆さんと議論する場をつくりたいと考えています。

やるべきことは山積し、どこまで何ができるかですが、まずは自分が希望に満ちて、皆さんとのつながりを大切に頑張ります。ぜひ声をお寄せください。