2022年度一般会計決算より

2022年度一般会計決算は、予算約800億円に対し、歳入決算額約775億円、歳出決算額約747億円、差引残額約28億円という内容でした。
今回は一般会計の決算特別委員会に所属、以下質問の一部です。

 

●森林環境譲与税について
2022年度は全額を環境緑化基金へ積み立てたということです。税について及びこれまでの使い道はこちらをご参照ください。今後は使い道を市民が決める仕組みを要望しました。

●住民基本台帳閲覧について
閲覧から情報提供へ変更するような場合には、事前に個人情報保護運営審議会に諮ると同時に、除外申請制度を求めました。閲覧の記録についてはこちらをご参照ください。

●障がい者雇用、女性がいない課の数について
2022年度の障がい者雇用率法定雇用率2.6%に対して1.82%と変化なし、女性がいない課は昨年確認した7課→4課+2施設に減。継続的に質問し、取り組みの促進を求めています。

●発達教育支援センター「エール」について
乳幼児検診等でエールへの相談を勧められても、予約できるのは3ケ月先になることもある現状をふまえ、待ち期間の短縮の取組みを求めました。

●道路の不具合等の通報システムについて
昨年から立ち上げた通報システムの利用はまだ少なく、依然として電話での通報が多い状況を確認。市民の利便性と職員の対応にかかる負担を軽減する上でも、システムの周知を要望しました。

●公園の樹を伐採する際の市民への周知について
伐採前にお知らせを掲示しているとのことですが、緊急を要する際にはやっていないことがあると確認。「ある日突然何の説明もなく」という市民の声を受け、事後についても掲示を求めました。

●防災ガイドブックについて
策定の際に市民の声をきいたかを確認し、防災ガイドブックを活かした「ご当地ハザードマップ」(※1)づくりを取り入れたワークショップを要望しました。

●学校の厨芥ごみ(給食の残渣等)の搬入先について
現在は委託業者に一任し、大田区の施設に搬入していることを確認。CO2削減の観点からも、近隣施設への搬入が可能か調査を要望しました。

●学校備品について
現在は予算の範囲で緊急性の高いものから対応しているとのことですが、理科実験道具の不備などの声もあり、実態調査及び充実を求めました。

●学校給食の牛乳残について
以前質問した手つかずで廃棄される牛乳の数の調査(※2)は進んでいるか確認したところ、一定期間の調査の推計から年間約4.4万本とのこと。更なる調査と選択制導入の検討を要望しました。

●大成荘がなくなったあとについて
本決算で民間譲渡までの経費が計上。譲渡後の施設の市民優遇の検討を確認したところ、なかったことを確認。この施設に限らず、市民に対する福利厚生の検討を求めました。

●コロナ禍の記録について
コロナ禍の対応の記録を求めてきたが、こちらの報告書が作成された。これとは別に所管課では詳細な記録が共有されていることを確認し、受け継ぎ活かすことを求めました。

できるだけ、市民の皆さんからの声を質問につなげました。
なお、日野市議会では一般会計と特別会計(国保・介護保険・市立病院など)のどちらかの特別委員会に所属することになっています。どちらかではなく「どちらも」全議員で審議できるよう、現在、議会改革で見直しをすすめているところです。

一般会計決算の意見については最終日に述べることになっています。述べた内容については、下記をご覧ください。(持ち時間3分)
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9月議会 一般会計決算意見のサムネイル

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