6月議会より なおこ目線のトピックス
●物価高対策(費用対効果の観点で)
賃上げを行った中小企業(建設・製造・運輸・郵便)への支援(上限250万円)。賃上げに取り組みやすい環境を整えます。詳細はこちらをご参照ください。
保育や介護、障害福祉の事業所への支援もありましたが、その後東京都から同類の支援が予定されていることが判明したため、重複した分は他の事業に充てるよう、これから庁内で検討されると説明がありました。都にはもう少し早めの情報提供を願いたいものです。
物価高対策の4,000円ギフトカードに関する事務経費二件の補正予算は合計で約2,300万円でした。配送の遅れや多くのお問い合わせに対応するため、コンタクトセンター契約延長等に伴い発生した経費です。
このギフトカードについては、市民の方より「現金と併用できないなんて不便」「残高がわからない」「お店も対応に慣れていないようで行列ができていた」など多くの声をお受けしてきました。また「一体これ1枚配るのにいくらかかっているの?」との声もあり、今回の補正を踏まえ確認すると、1枚あたりのコストは1,261円でした。
ギフトカード決定後、マイナンバーカードを利用した現金給付が可能になったことから、現金給付の方がスピーディーかつコスト削減になった可能性があります。この議案が出てきた際に現金給付の検討を質疑した際には「システム改修に多額の費用と時間がかかる」との説明を受け、ギフトカードに賛成した立場としては、釈然としないものがあります。
かつ現金なら、ギフトカードを使いこなせず残額が発生する事態は発生しません。「使い勝手」や「確実に使われるか」というエンドユーザーの視点からの想定が足りなかったことは、私も反省します。配送業者との調整や国からの情報提供のタイミングなど、市も翻弄された面は理解しますが、「一刻も早く」という前のめりで当初の制度設計が甘かったことはきちんと認め、次に活かすよう検証を求めました。
この物価高の中、このギフトカードで助かる人がいるのは事実です。しかし財源のもとは税金です。見えにくいコスト、費用対効果を考えたときに、このような全世帯型給付はどうあるのが望ましいのか、皆さんと一緒に考えていきたいです。(賛成)
★現金と併用可能な店舗情報は、こちらに掲載されていますので、ご確認ください。
●マイナンバーカードの更新が郵便局で
マイナンバーカードの更新・発行処理を郵便局に委託できるよう法律が改正されたことに伴い、日野市では日野郵便局、日野駅前郵便局、日野高幡台郵便局、七生郵便局の4局に委託することになりました。
郵便局業務の多様化が進んでいます。全国の公共インフラとしての機能維持のためには必要かもしれませんが、疑問が拭えません。市民の利便性が高まるからそれでよいで終わることなく、現場の負担感、セキュリティや費用対効果の観点など、運用後のチェックをしていきます。(賛成)

●健康管理休暇(旧生理休暇)
3月議会で、生理休暇が健康管理休暇に名称が変わる条例改正がありました。なおことおしゃべりカフェで報告すると「男性も取得できるようになったのですか?更年期とかありますよね?」と質問がありました。名称変更だけと説明すると「結局生理だとわかるから、あまり意味がないのでは」とのご意見。名称が変わって少しでも伝えやすくなるのであれば、それはそれで一歩かと受け止めていましたが、確かに名称変更するのであれば、中身もそれに伴うよう工夫が必要ではと思いました。
今回は有給で休める期間を月2日間に定める条例改正でした(正規職員のみ)。昨年度の取得率は約4%。ちなみに近隣市では約10%だそうですから、低く感じます。
取得しづらい状況があるのであれば、健康管理休暇をもっと開かれたものにしていくよう対象を拡大することや、時間休導入など運用の工夫を求めました。
あわせて、生理への理解自体をすすめることがやはり大切です。学校においても包括的性教育が必要であり、生理で休む時は欠席扱いにしないことも検討していくべきですね。(賛成)
●用水路をみんなで大切にしていこう
用水路に面してお住いの方は、用水路にかかる橋を渡って出入りされます。この橋に対して、市に占用料をお支払いいただいていること、ご存じでしょうか。来年度よりそれがなくなります。それによる市の減収は年間約600万円となりますが、他自治体の状況や、一部の方に負担いただくのではなく市全体で用水路を維持管理していこうという考えによるものと説明がありました。
用水路と田んぼはセットです。また用水路は雨水管としての機能もあります。「用水路なんていらないから埋めてほしい」という声をお受けすることもありますが、いま一度、用水路の果たしている役割や価値を見直していく気運を高めていくこと、用水守制度も含め管理もあり方については改定するみどりの基本計画の中に盛り込んでいくことを求めました。(賛成)
●子どもの願いが反映された校庭に
市立第四幼稚園の閉園に伴い、隣接する第四小学校の校庭とする工事設計の補正予算がありました。第四小学校の児童から声を集めると「自然」に関する要望が多かったようです。子どもの権利の視点において、子どもの声を聴くことはもちろん、それをどのように反映するのか、反映できなかったことについてはどのように説明するのかも大切です。その点を大事に学校側と協議を進めることを求めました。
第五幼稚園の閉園時には樹木がすべて伐採され、園舎解体の様子も見るのがつらいという声を受けました。今回は校庭になるということもあり、一部の樹木は残され、幼稚園の思い出のプレートがつけられるようです。解体についても、子ども達の心情に配慮した対応を求めました。
子どもたちが元気に遊び、時にはくつろげる、そして「自分たちの声が届いた」と感じられるような校庭となることを願っています。(賛成)



