6月議会より なおこ目線のトピックス

●委員会のインターネット中継開始!
本議会より三常任委員会(※)のインターネット中継が開始されました。市議選の政策のひとつでもあり、市民に開かれた議会への一歩として、早期の実現をうれしく感じております。
※企画総務・厚生文教・環境まちづくりの三つの委員会があり、所管事項を分けて、審議しています。私は環境まちづくり委員会所属です。

 

 

 

 

●市税条例の一部改正
今年度の税制改正により、「ひとり親控除」が創設されました(同時に寡夫控除がは廃止、寡婦控除は見直し)。個人住民税において次年度課税分より適用されるので、そのための条例改正です。
これまではおなじひとり親でも、婚姻歴がないと「寡婦(寡夫)控除」が適用されず、未婚のひとり親は長年適用を求めていました。
日野市では国に先駆けて一部の事業で寡婦(寡夫)控除の「みなし適用」(未婚でも適用)を導入しておりましたので、ようやく国が税制改正を行ったことは歓迎すべきことです。
これにより
婚姻歴の有無や性別による不公平が解消され、全てのひとり親家庭に公平な税制支援となります。(合計所得500万円未満の方が対象)
しかし一方で、平均年間就労収入をみると、母子世帯で200万円、父子世帯で398万円と倍の格差があることも事実です。(平成 28 年度 全国ひとり親世帯等調査結果より)その解消に向けても取り組んでいく必要があると感じています。(賛成)

●コロナ関連補正予算
国や都からの交付金を主な財源とし、8億円を超える補正予算が議会最終日に提出されました。主に感染症防止対策の強化、中小企業者への家賃支援ひとり親世帯臨時特別給付金高齢者支援活動への補助金、新たな情報発信ツールの活用等です。一方で、コロナの影響で中止となったイベントや議員辞職・報酬削減等に伴い約3200万円が減額となっています。詳細はこちらをご覧ください。
賛成の立場で、3点意見を申し述べました。
①消毒液について消毒・除菌剤等の化学物質で体調が悪化する方もいますので、幼児、子どもについては特に配慮を、また消毒について市民に正しい情報提供を求めました。
②情報発信ツールの普及×高齢者対策について日野市は情報発信の強化を目的にLINEの公式アカウントを取得し、試験的に運用を行っています。このコロナ禍が高齢者にとって新しいコミュニケーションツールを日常生活に取り入れるきっかけになるよう、シニア層に向けてLINEの使い方についても、イベントの一環に取り入れることを提案、合わせて日野市公式スタンプの販売も視野にいれた調査を求めました。★LINE日野市公式アカウントはこちらから取得できます。
③寄付について:来庁せずとも寄付ができる仕組みになったことは、評価しました。さらに「ネット上の募金箱」のような形で、少額でも気軽に寄付ができるような仕組みづくりを求めました。

●日野市議会より医療従事者へエールを!
市議会議員全員で特別定額給付金を活用し、「長袖プラスチックガウン」約8,000枚を市の連携医療機関である、慶應義塾大学病院に寄付しました。