9月議会より なおこ目線のトピックス

●高幡台団地地区まちづくりが次のステージへ
耐震不足で解体された73号棟の跡地を中心に、新たなまちづくりが進んでいます。日野市まちづくり条例に基づきつくられた協議会で議論を重ね作られたまちづくり計画に沿うかたちで、建築物の制限に関する条例が改正されました。この地区では周辺公共施設の再編も計画されています。
誰もが安心して住み続けられるよう、支え合う包括的ケアの観点でのまちづくりを求めました。

●コロナ基金が創設
市民や団体、企業等から寄せられた寄付金をもとに基金が創設されました。新型コロナウイルス対策のために活用されます。
日野ネットからも、寄付をする文化が広がるよう要望していたことです。助け合いでともにコロナ禍を乗り切りましょう!
<日野市コロナ対策寄付金>
三菱UFJ銀行 日野市役所支店 普通0460902

●エールで給食が開始
発達・教育支援センター(エール)で給食提供が始まり、通園事業が拡充されます。

【補正予算より】
●GIGAスクール構想実施に向けて
小3から中3まで1人1台パソコンと校内ネットワーク整備の推進のために9億円を超える補正予算が組まれました。財源は主に国や都からです。導入により全ての子ども達の学びが、個々に応じて深まる運用に期待します。
ただし校内ネットワーク環境整備については、懸念もあります。国は電磁波の健康への影響はないとの見解ですが、化学物質過敏症の子は電磁波過敏症も併発しやすいといいます。国や東京都にガイドラインの策定を求めること、健康被害に関する調査研究をすすめるよう要望しました。
さらにまちづくりの視点から、5G基地局設置等設置に関しては、子ども関連施設や公園周辺は避ける規制も必要ではないかと提案をしました。

●テイクアウトのプラ容器を減らそう
テイクアウト用の容器はプラスチック製がほとんどです。プラごみ削減を目的に、バガス(サトウキビの搾りかす)や紙の容器を店舗に配布します。環境配慮の意識を高め、継続導入のきっかけとなるよう、メッセージカードも添えられます。日野市出身のアーティスト蟹江杏さんデザインの紙袋にも注目です。
消費者がごみの分別に困らないよう、捨て方の案内も添えることを提案しました。

●元副市長問題について
議会最終日に、元副市長に対し、不当に支払いを受けた賃金の返還等の訴えを起こす議案が市より追加提出され、全議員賛成で可決されました。
次々と明らかになる巧妙な手口で、市民が納めた税金を個人の懐にいれていたことは、市民への裏切り行為で到底許されるべきものではありません。詳細は第三者委員会の報告書をご参照ください。
市には、日野ネットも要望していた内部告発者保護と内部通報の仕組みを作り、徹底した再発防止を講じるよう求めてまいります。

(以上、すべての議案に対し賛成)

環境まちづくり委員会所属です(副委員長)

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