市民参画の新たなステージへ!(所信表明に対する質問)

市長の2023年度所信表明について、大きく2点質問しました。(持ち時間6分)

 

1.市民参画、市民との対話をどうすすめていくか

特に以下3点について、その方向性を問いました。

  • 北川原公園予定地ごみ搬入路問題をめぐる違法性の解消について
  • 公共施設の統廃合をめぐる市民との意見交換について
  • 気候市民会議の話し合いを広くどう市民と共有するかについて

特に①については、検討会の設置について他地域の事例(世田谷区の北沢デザイン会議)も調査中であること、日野市まちづくり条例の「重点地区」に指定するのが適当か否かの検討もしているといった具体的な答弁を得ることができました。個人的にはパブリック・ミーティングという手法(ステークホルダーの代表者が登壇し、参加者からの質疑を踏まえ、課題を整理していく)に注目しています。どう進めていくかは話し合いの前提として非常に重要ですから、しっかりと議論を重ねて欲しいです。

 

2.ケアラー支援について

市長の揺るぎない3つの基本姿勢のひとつ「住み慣れた地域で生き、看取られる、暮らし、福祉・医療の展開」を進めていくうえで、「支える人を支えて」いかなければ、持続可能な展開とはなりません。ケアラー支援についてはまずはヤングケアラーからということで、実態把握の調査結果が報告されていることは評価しています。
多様なケアラーへの支援についても一歩を踏み出していただきたいと、市長の姿勢を問いました。

市長からは、条例化も視野に、2024年度策定予定の地域福祉計画で明確に位置付けていく、その準備に向けた年にしたいという答弁を得ることができました。日野ネットとしてもケアラーズカフェの開催など、取り組んでいきたいです。

★動画はこちらからご覧いただけます。

 

【関連サイト】

北川原公園ごみ搬入路裁判判決確定を受けた後の市のとりくみについての市長報告

日野市と原告団との協議の議事要点録はこちらをご参照ください。