安心して話せる場を(おしゃべりカフェ報告)

毎議会後に開催しているおしゃべりカフェ、できるだけ多様な地域で開催してみようという試みから、今回は湯沢福祉センターで開催しました。参加者は少なかったですが、「ここだから足を運んだ」という方もいらして、よかったと感じました。(4月21日)

ジェンダーかるたで、気になる絵札を紹介しあうこともしました。そこから、育った環境や体験によって捉え方が異なってくる—当たり前と言えば当たり前ですが、改めて感じました。だからこそ一方が「こうあるべき」というべき論を押し付けるのではなく、多様な考えを互いに受け止めあうこと、それを重ねていくことが大切だと考えます。

避難所におけるジェンダーによる行動傾向の話もありました。日頃からケアを担っている側とケアを受ける側。あるいはご近所とのコミュニケーションの有無。傾向として男性のほうが心のバランスを崩しやすく、時に暴力的な言動につながることもあるということです。

ケアを通して非暴力を学ぶ、社会学者の上野千鶴子さんが言われていることですが、ジェンダー視点の防災は、日常と地続きですね。ジェンダーの話題は男性には敬遠されがちですが、その人の生きやすさや豊かさにつながるということを、広めていきたいと思います。

参加された方が安心しておしゃべりができる場を、これからも様々な地域で開催していきます。リクエストがあればお寄せくださいね!