9月議会より なおこ目線のトピックス② 下水道使用料値上げほか
●下水道使用料の値上げ
来年4月より下水道使用料を改定する(約25%の値上げ)ことによる、条例改正がありました。
下水道使用料はこれまで20年以上据え置かれていましたが、物価や人件費高騰に加え、東京都の汚水処理費用の大幅引き上げ(約40%増)による負担金支払額の増加(年間約3億円)が生じています。汚水の処理は利用者が支払う使用料で経営しなければならない独立採算制ですので、使用料を値上げするしかないと受け止めました。ちなみに日野市から下水道事業会計には、毎年約7.9億円を繰り入れています。更新を怠ると大規模な事故につながりますので、維持管理は欠かせません。
具体的には、1か月20㎥の排水をする平均的な世帯(3人世帯)では月額495円の増加となり、現在の月額使用料2,068円の約24%の引き上げに相当します。
詳細は、今年1月に行ったパブリックコメントの参考資料(こちら)をご参照ください。QAなどわかりやすく説明があります。(賛成)
★これまで、使用料・手数料を改定する際には検討委員会に諮っていましたが、ガイドライン改定により今年度よりそれが日野市地域共創プラットフォームに置き換わりました。どのように機能しているかについては、注視しています。

●3つの学童クラブが一か所に
現在、潤徳小学校に通う児童が学童保育を利用する際には、3つの学童クラブに分散しています。施設の老朽化に伴い、校庭内に新たな学童施設としてプレハブをリースし、リース期間(10年間)終了後はそのまま譲り受けるため、「財産の取得」としての議案がありました(約4億円)。
離れた学童に通っていた児童にとっては、移動がなくなるのはよいですね。ただしあわせて約200名とのことですから、市内一の規模です。運用面については今後注視していきたいと思います。
リース方式を選択した理由を問うと、建築と比較し1年早く開設でき利用ピークが想定される2028年に間に合うこと、財政負担の平準化、財源の確保(国の補助対象)と説明がありました。費用については、金利差や工法差があるため建築の場合と単純には比較できないようです。プレハブといっても建築基準法に基づいた本設であり市内でも導入実績があること、日野市公共建築物環境配慮指針も踏まえていることを確認しました。とはいえ、太陽光パネルの設置は予定されていないようですから、そこは設置を求めました。
加えて、学童施設は昼間は空いていますから、その余白を子育て広場に活用できないか有効活用の検討を求めました。(賛成)
●地域公共交通のこれから
深刻な運転手不足により、ミニバス運行の見直しが検討され、試案が示されました。それに対し、現状維持を求める多くの市民請願がありました。「生活の足」として欠かせないものであるとの訴えは深く受け止めていますが、全体的な見直しは避けられない状況であると判断し、採択はできかねました。
その後開かれた会議で、請願内容にできるだけ添うようなかたちへと見直しがなされました。充分ではないかもしれませんが、事業者も待遇改善など運転手確保に努力されたうえで、何とかつないで下さったのだろうと受け止めています。
このようなことは日野市地域公共交通会議で話し合われます。どのような会議でいつ何が検討されているか、市民にわかりやすく周知する必要性を以前より訴えています。市のHPがリニューアルされた際には改善されるはずですので、ご注目ください。
また、グリーンスローモビリティの活用や新たな互助交通の仕組みなども並行して、具体的な検討を進めていく必要があると考えます。皆さんのお知恵、お声をお寄せください。
