ゲノム編集トマトの苗を受け取らないで!
環境にやさしいせっけんの利用を広めるせっけん運動ネットワークの活動の一環として、毎年市長より機関紙へのメッセージをいただいています。(2021年度のメッセージはこちらです)
今年はその原稿依頼とあわせ「食の安全を守るため、日野市は、小学校や障がい児介護福祉施設にて、ゲノム編集トマト苗を受け取らないでください」という主旨の要望書を提出しました。(6月14日)
ゲノム編集食品については、皆さんも何となく聞いたことがあるかと思います。特定の栄養価を高める、実りを多くするなど、遺伝子操作によって作り出された食品です。
パイオニアエコサイエンス㈱では、編集トマト「シシリアンルージュ ハイギャバ」の苗を、 2022年に障がい児介護福祉施設へ、また 2023年には小学校に無償配布する計画を発表しました。
GABA(ギャバ)はアミノ酸の一種で、血圧が高めの方の血圧を下げる効果等があるとされ、機能性表示食品など近年よくみかけます。そのような「ゲノム編集高ギャバトマト」は子どもたちに必要ないばかりか、安全性が確認されていない食品を、未来をつくる子どもたちに食べさせることは許されないと考えます。また、編集作物を栽培することで、周辺で交雑が進み、環境に影響を与えかねません。
「受け取らない」ことを表明している自治体もありますので、日野市においてもぜひ表明を呼びかけていきます。
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