公文書館は過去と未来のかけ橋(東京都公文書館視察報告その①)

西国分寺駅から歩いて数分、都立多摩図書館のとなりに「東京都公文書館」が2年前に開館しているのをご存じですか?
東京・生活者ネットワークの岩永やす代都議のコーディネイトで、こちらの施設を視察しました。(4月19日)

★まずはこちらの紹介動画をご覧いただくことをお勧めします。約3分の動画で、館の様子を味わうことができます。

2020年4月1日、東京都公文書等の管理に関する条例が施行され、その「目的」にはこのように書かれています。(特に大切な箇所に下線をひいています)

(目的)
第一条 この条例は、東京都(以下「都」という。)の諸活動や歴史的事実の記録である公文書等が、都民による都政への参加を進めるために不可欠な都民共有の財産であることを明らかにするとともに、公文書等の適正な管理が情報公開の基盤であるとの認識の下、都民が主体的に公文書等を利用し得ることに鑑み、公文書等の管理に関する基本的な事項を定めることにより、公文書の適正な管理、歴史公文書等の適切な保存及び利用等を図り、もって都政の透明化を推進し、現在及び将来の都民に対する説明責任を果たすことを目的とする。

公文書は都民共有の財産であり、適正な管理と情報公開で、都政の透明化と説明責任を果たすということです。
この条例の中にこの公文書館の業務が位置付けられています。保存期間が終了し、廃棄される公文書は歴史公文書等がないかチェックをし、選定されたものはこちらに移管し永久保存されます。文書作成後30年経過しているもの(一部除く)は、誰でも見ることができるのです。

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公文書館は東京の歴史をあらゆる角度から知ることができる貴重な資料の宝庫であり、過去から未来への懸け橋を担う施設です。しかし来館者は、波があるものの日に10名程度とお聞きしました。多くの方にまずはこの館の存在を知ってもらい、そして活用してほしいと思いました。例えば学校で見学する機会があるとよいですね。

図書館でも同じですが、自分で資料を見つけるのが難しい場合は「こんなことを調べたい」と館の方に相談するのが一番です。またホームページからデジタルアーカイブをご利用いただくこともできますので、ご活用ください。

落ち着いた外観は機能的でもあります。詳しくは報告その②で!

その②の記事はこちらです。